【知らないと損する】将来性のない業界はどこだ!

将来性のない業界はどこだ!【知らないと損する】

「今の会社にそのままいても大丈夫だろうか?」
「就職する会社は将来も存続するのだろうか?」

こう言った不安を抱えている人は多いと思います。

本記事では将来性のない業界について説明します。就職・転職先を選ぶ際の参考にして下さい。

合わせて、「将来性のない仕事と発展する業界への転職方法」も読んでみて下さい。

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<プロフィール>
富士通でSEを5年、リクルートでWebエンジニアを10年
リクルートでリクナビNEXT担当だったため、転職業界に精通
現在は事業会社のIT部門責任者で採用面接の責任者

IT業界は適切に努力すれば、キャリアアップ・年収アップできます。そのコツやポイントをお伝えします。

目次

将来性のない業界の特徴

将来性のない業界の特徴

将来性のない業界には以下3点の特徴があります。

  • 需要が縮小している
  • ロボットなどの他の手段で代替され得る
  • 価格競争が激しい

以下、それぞれの特徴について説明します。

需要が縮小している

需要が減少している業界とは、衰退していると言うことなので将来性はないと言えます。

例えば、日本では少子化で子供向け商品の市場規模は縮小し続けています。そのため、子供向け商品やサービスを提供する業界は企業合併を行い、企業数を減らすことで対応しようとしています。子供向けの塾などが代表例です。

少子化以外に気を付けた方が良いのは、温暖化対策関連のSDGsとESGのあおりを受ける業界は気を付けた方が良いでしょう。

代表例は石油関連です。石油関連とはガソリンスタンドや、石油から精製されるプラスチック関連などは、お先真っ暗です。

少子化や温暖化で明らかに縮小する業界は将来性はありません。

需要をAI・ロボットなどの他の手段で代替され得る

2015年に「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能になる」という試算がオックスフォード大学と野村総研によって発表されました。

実際に徐々にAI・ロボットに置き換わりつつあります。以下は一例です。

  • 小売店のレジ打ち:既にAmazonが無人店舗を用意
  • タクシー運転手など:20年後にはほとんどが無人車になる見込み
  • 電車運転士:現在も半自動化されていますが、完全自動化の見込み
  • ライター:新聞社でも文章を自動作成するソフトが利用されている状況
  • 銀行員:半分以上の人員が不要になると言う見込み
  • 警備員:ロボット化する見込み

このように一定のルールに沿って行う仕事はほとんどがAI・ロボットに代替されると言われています。

なお、知的な仕事だと思われている弁護士なども例外ではありません。

価格競争が激しい

価格競争が激しい業界では、働く人が幸せになれません。なぜなら、価格競争が激しいと給与を低く抑え、残業無しで長時間労働させることが良く起こるからです。

某居酒屋でブラックな環境で自殺者が出ても、その企業文化が変わることはありません。なぜなら、業界で勝ち残るために必要だからです。

こう言った業界にいては絶対に幸せにならないし、将来性はあり得ません。

将来性のない業界

将来性のない業界

将来性のない業界の見極め方について説明します。

一番分かりやすい見極め方は業界全体の売上が減少していないかどうかを確認することです。

業界全体の売上が減少している場合、業界自体が衰退していることを意味しているため、将来性のない業界と言えます。

将来性のない業界一覧

全172業種の2019年-2020年の業界別 売上成長率のワースト10は以下の通りです。

  • 速記・ワープロ入力・複写業  -9.0%
  • パチンコホール  -7.7%
  • ボウリング場  -6.8%
  • ゴルフ練習場  -3.2%
  • 電気機械器具修理業  -2.6%
  • 冠婚葬祭互助会  -2.2%
  • 法律事務所,特許事務所  -1.4%
  • 司法書士事務所,土地家屋調査士事務所  -1.3%
  • ゴルフ場  -0.8%
  • 洗濯業  -0.6%

 参考:業界動向サーチ総務省

それぞれの業界の置かれた状況を説明します。

速記 ・ワープロ入力・複写業

速記とは人が話しているのを特殊な記号を使って記録する仕事のことです。ICレコーダーに代替され、現在では需要がほとんど無くなりました。

ワープロとは文字入力のみができるパソコンのような機械のことです。30年前はキーボード入力できる人が非常に少なかったため、キーボード入力を外注していました。今ではホワイトカラーなら誰でもキーボード入力はできるため、外注する会社もなくなりました。

複写業とはコピー機を使った印刷物の制作を行う業界のことですが、ペーパーレス化が進む中で需要自体が大きく落ち込んでいます。

まとめると、以下の通りです。

  • 速記・ワープロ入力:将来的には無くなる
  • 複写業:需要が大幅に縮小する見込み

パチンコホール

パチンコは代表的な斜陽産業です。

全盛期だった2000年前後はギャンブル性が強く、一日で20万円以上、勝つこともあり、依存症が社会問題になりました。

その結果、政府による規制が入り、現在は勝っても一日最高で数万程度となったので、利用者が大きく減りました。

また、母親が子供を車に放置して死亡させる事故が頻発してイメージもかなり悪くなりました。

ボウリング場

20年前はボウリングはデートの定番でしたし、家族での利用もありました。しかし、今の時代は一部の好きな人のみが行くようになりました。

パチンコのようにハッキリとした原因はありませんが、今から30年前くらいの一時的なブームが落ち着いたと言えるでしょう。

カラオケもそうですが、趣味嗜好が多様化しているため、ブームが落ち着いていくのは時代の流れと言えます。

ゴルフ練習場

30年ほど前のバブル崩壊からゴルフ人口は減少し、それに合わせてゴルフ練習場もたくさん潰れました。

しかし、プロゴルファーの松山英樹の活躍もあり、最近はゴルフブーム再燃の予感もあります。

そのため、本記事で取り上げた他業界と異なり、再度、ブームになるかもしれません。

電気機械器具修理業

電化製品の修理を行う業界ですが、街でも修理店をほとんど見かけなくなりました。

最近の家電は壊れませんし、修理するよりも買い替えた方が安くつくことも少なくありません。

この業界は今後も衰退の一途を辿るだろうと思われます。

冠婚葬祭互助会

冠婚葬祭互助会は、葬式や結婚式の出費額を抑えるため、日ごろから積み立てることにより、イベントを盛大に行っても困らないように作られた組織です。

しかし、結婚式も葬式も質素になっており、積立する人が減ったことで、冠婚葬祭互助会の加入者自体が減っています。

この傾向は今後も変わらないでしょうから、冠婚葬祭互助会と言う仕組み自体が岐路に立っていると言えるでしょう。

法律事務所,特許事務所

法律事務所の弁護士も、特許事務所の弁理士も、政府の規制緩和の影響で一気に増えました。

その結果、供給過多で規制は緩和されたままなので、極端な勝ち組と負け組に分かれる厳しい業界になっています。

司法書士事務所,土地家屋調査士事務所

司法書士事務所,土地家屋調査士事務所共に政府の規制緩和と少子化の影響で市場規模は縮小しており、今後の見通しは厳しいと言えるでしょう。

また、一定のルールに沿って行う業務のため、AI化しやすいとも言われており、その点でも将来性は厳しいと言わざるを得ません。

ゴルフ場

ゴルフ練習場の説明と同様ですが、プロゴルファーの松山英樹の活躍もあり、ブーム再燃の兆しも見えるため、今後が暗いとも言えません。

ただし、ブームは再燃しても再度、沈静化する可能性もあるため、今後の見通しは立てにくいと言えます。

洗濯業

洗濯業とはクリーニング店のことです。

最も大きな売上をあげていたのがワイシャツですが、クールビズに加え、形状記憶の精度も上がってきたため、注文頻度はかなり落ちていると言われています。

また、いわゆる3K系の仕事なので後継者問題などで廃業している店も多く、将来性は暗いと言わざるを得ません。

将来性のない業界で働き続けるのか?転職するのか?

将来性のない業界で働き続けるのか?転職するのか?

将来性のない業界にいた場合に必要なアクションは以下のどちらのケースなのかで変わってきます。

  • 縮小する業界
  • 無くなる業界

縮小する業界は、例えば、子供向けのサービス(玩具や学習塾)などです。少子化が進んでいるため、国内だけでサービス運営する限り、確実に縮小していきます。

と言っても、日本の人口が減少しているため、国内のみで事業運営している場合は程度の差こそあれ、どの業界も長期的には縮小傾向にあります。だからと言ってグローバル企業が良いとは言えません。厳しい競争に勝てるかが分からないためです。

次に無くなる業界とは、例えば、ハンコ業界などです。河野太郎行政改革相が「脱ハンコ」を推し進めるなど、国家単位でハンコ廃止が進んでいるためです。

この2つのそれぞれのケースで、どのようなアクションを取れば良いのかについて以下説明します。

縮小する業界か、無くなる業界なのかを見極める

日本国内の人口が減少しているため、国内のみでサービスを展開する業界は縮小することを説明しました。

では、無くなる業界との違いは何か。

主なポイントは以下の通りです。

  • 国家の政策(例:脱ハンコ)
  • 新技術による代替サービスの登場(例:タクシー業界、運送業界、清掃業界など)

脱ハンコのように、国家の政策で特定の業界が消滅するパターンは多くはありません。脱ハンコは効率化の観点もありますが、ハンコの材料である象牙取引に対して世界中から批判されていると言う背景もあります。

新技術による代替サービスの登場が業界消滅の引き金になることがほとんどです。

実現時期は未定ですが、自動運転が確立すれば、タクシー業界や運送業界は消滅するでしょう。AIとロボット技術の発展によって清掃ロボットができれば、清掃業界も消滅すると言われています。

また、業界単位ではありませんが、仕事単位で見るとAIによって消滅すると言われている仕事は多数あります。例えば、一般事務員、受付係、自動車組立工、非破壊検査員などです。

新技術によって業界そのものや、仕事が無くならないのかを注意深く様子を見ておく必要があります。

無くなる業界に留まりたい場合、どうすれば良いのか?

無くなる業界からは転職した方が良いでしょう。

しかし、愛着が湧いており、現在の会社に留まりたい場合はどうすれば良いのか?非常に難しいですが、代替サービスを立ち上げるしかありません。

例えば、印鑑メーカーとして有名なシャチハタは、電子印鑑のシャチハタクラウドサービスを新規事業として立ち上げました。このように、やられる前にやってしまうのが唯一の生き残り手段です。

ただし、簡単ではありませんし、成功するかも分かりません。

見切りをつけて転職する際のポイント

転職先を選ぶポイントは以下の二つです。

  • 同一職種で代替サービスを提供する企業への転職を目指す
  • 同一職種で他業界への転職を目指す

同一職種で代替サービスを提供する企業への転職を目指す

例えば、印鑑メーカーのシャチハタに在籍しているなら、電子契約サービスを提供する企業への転職を検討しましょう。

代替サービスでは現在の業界知識が役立つことが多々あるため、転職を歓迎されることも多いと思います。

同一職種で他業界への転職を目指す

経理や人事など業界知識がそれほど問われない職種であれば、積極的に他業界への転職を検討してみると良いと思います。

営業など業界知識が必要な場合は、異業界の経験が役立つことを説得力を持って説明できるかがポイントになります。

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